日章陸運ブログ
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中小企業も月60時間超の時間外労働で法定割増賃金率50%以上に!
2023-04-14
こんにちは!
徐々に暖かくなってきましたね。
私は春が一番好きです。 春の新しい風が私のやる気をアップさせてくれている気がします。
今日は「60時間超の割増賃金率の引き上げ」という記事を見つけたので詳しく説明していきたいと思います。
中小企業も月60時間超の時間外労働で法定割増賃金率50%以上になります
具体的な割増率は以下の通りです。
・法定労働時間を超えた時間の場合→25%以上
・法定時間外労働が1ヶ月で60時間を超えた場合→現状中小企業は25%以上で、大企業は50%以上。
※2023年4月の改正から中小企業も50%以上へ
・法定休日の労働時間の場合→35%以上
・深夜労働された場合→25%以上
【仮に1時間あたりの賃金が1600円、法定時間外労働が50時間、法定時間外労働と深夜労働時間が20時間、法定休日労働時間10時間、月60時間を超える法定時間外労働が9時間の、計89時間分法定時間外労働を行った場合】
1,600×1.25×50=100000(法定時間外労働)
1,600×1.5×20=48000(法定時間外労働+深夜労働時間)
1,600×1.35×10=21600(法定休日労働時間)
1,600×1.25×9=18000(月60時間を超える法定時間外労働)
100000+48000+21600+18000=187600
になります!
かなり増額されますね!
運送業界は残業を減らそうと取り組んでる中で残業代が減ると給与少なくなると心配する方も多いと思いますが、その分残業代が上がることは良いことですね!
これからの運送業界の働き方改革も注目ですね