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日章陸運ブログ

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どうする?ドライバーの高齢化問題!

2024-05-16
 こんにちは

今回は「ドライバーの高齢化」についてシェアしていきたいと思います。


2022年の運輸業・郵便業においては全体の約49%が50歳以上、約74%が40歳以上と統計データに出ています。
全業種では約43%が50歳以上、約66%が40歳以上となるので、運送業界は他の業種に比べて特に高齢化が進んでいるようです。

驚くのは20代のドライバーは9%しかいないのです。

高齢のドライバーだと即戦力になるなどメリットはありますが荷物を運んだり、長時間運転など体力勝負の部分も大きく、仕事を続けるのが困難になると思います。また体力以外でも認知機能の低下により、判断力が衰え、運転自体が困難になるともいます。

ですので50年後の運送業界はこのままいくと大変なことになってしまいますね!

今後この問題をどう対策していくか?

①働く環境を改善する
企業によっては資格取得制度や教育制度を整えたり、教習所を自社内に置くことで、採用した未経験者を一から教育する企業もあります。

②デジタル化に力を入れる
人手不足に備えてシステムを導入し効率化する企業もあるみたいです!
ロボット導入や無人フォークリフト開発、ピッキング支援のAR(拡張現実)システム導入など、少数人数でも数をこなせるよう無人化や省力化が進んでいるようです。
勤務管理をデジタル化して効率化を効率化を図る企業もあります

③女性の雇用に力を入れる
女性は全体の約3%です。女性の採用に力を入れることで、男性や高齢者への偏りを改善することが可能になります。
まだまだトラックのドライバーは「重労働」というイメージがあり女性は運送業界には働きづらいイメージがあると思います。
アメリカでは女性のトラックドライバーが増加しているみたいです。
アメリカもドライバー不足に陥っていますが雇用する側がドライバーに年収1000万円超えなどといった景気のいい給与アップを提示したことが奏功して、ドライバーが2020年から少しずつ増えているそうです。
女性ドライバーは全体の13%にまで増え過去最高の数字になっているそうです!


このように効率化や職場環境改善を進めていきながら運送業界の人手不足問題を改善できればいいですね!


日章陸運
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